胸腺がんの放射線療法は、手術で取り切れなかったがんがある場合、手術ですべて取り切れても周りの組織にまでがんが広がっている場合に、補助的に行われます。
また、⼿術前に腫瘍をなるべく⼩さくしたい場合や、⼿術が難しいと判断された場合には、抗がん剤による治療(化学療法)と組み合わせた化学放射線療法が⾏われます1)。
胸腺がんに対する放射線療法は、副作用をなるべく抑えるために、三次元的に行われます2)。
これはCTやMRIなどの画像を使って腫瘍と周囲の組織を立体で再現し、腫瘍の大きさと形状に合わせて正確に放射線を照射する方法です。腫瘍以外の部分への影響をなるべく抑えることで、患者さんの負担を減らすことが期待されます。
日本肺癌学会:患者さんと家族のための肺がんガイドブック2024年版. Q86 治療はどのようなものがありますか. 2024.
https://www.haigan.gr.jp/public/guidebook/2024/2024/Q86.html(別ウィンドウで開きます)(閲覧日:2025年9月16日)日本肺癌学会:胸腺腫瘍診療ガイドライン2024年版. 胸腺上皮性腫瘍. 総論. 2024.
https://www.haigan.gr.jp/publication/guideline/examination/2024/3/0/240300000100.html(別ウィンドウで開きます)
(閲覧日:2025年9月16日)