乳がんと診断された乳がんと診断された

乳がんの進行度を表す
ステージ(病期)分類
乳がんの進行度を表す
ステージ(病期)分類

~先生からのメッセージ~

乳がんであると診断され、大変なショックを受けられたかもしれません。多くの方が、告知直後は何も考えられない、頭が真っ白、という状態になります。
あなたのその状態は、がんという重大な問題に直面したときのごく自然な反応です。そして、もう少し時間が経つと、「なぜ私が」という怒りや悲しみといった感情がやってくるかもしれません。いまは無理をせず、「少し進んでみよう」と思えたときに、このサイトをのぞいてみてください。
ここでは、乳がんの治療を理解するためには欠かせない、病期(ステージ)分類について紹介します。

乳がんのステージ分類って?

ステージは、がんの大きさや広がり具合、リンパ節や他の臓器への転移の有無といった指標を組み合わせて、がんの状態を0期~Ⅳ期の5段階で表しています1)
乳がんの標準的な治療法は、ステージ分類に応じて定められています。
このステージ分類のことを少しわかっていると、今後始まる治療のこともよく理解できるでしょう。

1)日本乳癌学会編: 患者さんのための乳がん診療ガイドラン2019年版, 金原出版, 2019, p80

「乳がんのステージ分類って?」ページへ

このページのトップへ

このページの監修をしている先生

坂井 威彦 先生

がん研究会有明病院
乳腺センター 乳腺外科 副部長

原 文堅 先生

がん研究会有明病院
乳腺センター 乳腺内科 副部長