放射線治療
肝臓は放射線の影響を受けやすい臓器であるため、放射線治療は肝がんではあまり使われていませんでした。しかし、近年は技術が大きく進歩し、がんのある部分だけに高い放射線をピンポイントで当てられるようになり、肝がんでも利用できる治療の幅が広がっています。
体幹部定位放射線治療(SBRT)や粒子線治療は、他の治療法が難しい場合に検討されることがあります1)。ただし、これらの治療は実施できる医療機関が限られているため、希望する場合は担当の医師に相談してみてください。
また、がんが骨に転移して痛みがある場合や、脳に転移した場合には、症状をやわらげる目的で放射線治療が行われることがあります1)。
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1) 日本肝臓学会 編:肝細胞癌診療ガイドライン2025年版, 金原出版. P310-317, 2025.