組織型による分類

監修:順天堂大学大学院 医学研究科
呼吸器内科学 准教授 
宿谷 威仁 先生

公開日:2026年1⽉26⽇ 更新日:2026年1⽉26⽇

がんの組織型とは、腫瘍を顕微鏡で観察してわかった細胞の形や状態などの特徴による分類です。
胸腺がんの組織型の分類には、世界保健機関(WHO)による分類が広く用いられています。WHOの分類によると、胸腺がんのなかでも最も一般的なものは扁平上皮(臓器の内側の粘膜組織)に発生する扁平上皮癌で、胸腺がん全体の70~80%を占めるとされています1)
それ以外に、分泌腺や粘膜に発生する腺癌や腺扁平上皮癌など、多くの組織型に分類されます。

胸腺がんの組織型の割合を示す円グラフ。扁平上皮癌が全体の70~80 %で、残りはそれ以外の約20の組織型が分類される。
  1. 日本肺癌学会:WHO 第5版に基づく胸部腫瘍組織分類
    https://www.haigan.gr.jp/publication/guidance/who-histopathology/(別ウィンドウで開きます)(閲覧日:2025年9月16日)