肝動注化学療法(HAIC)

監修:
武蔵野赤十字病院 院長 黒崎 雅之 先生
京都大学大学院医学研究科 肝胆膵・移植外科 教授 波多野 悦朗 先生

肝動注化学療法(HAIC)

HAICは肝動注化学療法のことで、薬物療法の一種です。
肝動脈塞栓療法と同じように、カテーテルを通してがんに直接抗がん剤を送り込みます。皮下にリザーバーと呼ばれる小さな器具を埋め込み、抗がん剤を投与する場合があります。
肝切除やラジオ波焼灼療法、肝動脈塞栓療法が受けられない患者さんが対象ですが、肝機能がよく、がんが4個以上の場合や、肝臓の太い血管(門脈)にがんが広がっている場合に選択されることもあります1)
元気により長く生きることを目指す治療です。

肝動注化学療法をイラストで表現。足の付け根から、がんのある肝動脈までカテーテルを入れ、皮下に埋め込んだリザーバーから抗がん剤を投与する。
  1. 1) 日本肝臓学会 編:肝細胞癌診療ガイドライン2025年版, 金原出版. P128-144, 2025.

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