監修 愛知県がんセンター 病院長
山本 一仁 先生
リンパ管とは全身に広がる血管のような管のことで、ところどころに小さい豆のような形をしているリンパ節があります。リンパ管には、血管には入れない大きな分子を運ぶはたらきがあり、各種臓器に炎症が起こった場合、原因となる異物も流れてきます。また、免疫をつかさどっているリンパ球も数多くあります。
リンパ節は、正常な人で全身に300~600個あります。リンパ節は、免疫の中心的な役割をしています。リンパ節は、炎症などで腫れない場合は、触ってもほとんど気づきません。