監修 愛知県がんセンター 血液・細胞療法部 部長
山本 一仁 先生
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これからどういう流れで治療を行うのでしょうか?
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まずは、悪性リンパ腫の診断を決定するための検査や、がんの広がりを確かめる検査など、複数の検査を行い、病気のタイプ(病型)、病気の広がりの程度(病期)、病気の進行度(病勢)を診断します。検査でわかった情報や全身状態、年齢などを考慮して、治療方針が決定します。その後、治療方針をもとに薬物療法や放射線療法、造血幹細胞移植などの治療を行います。決められた期間の治療が終了した後は、体調が安定しているか、がんの再発がないかなどを確認するためにしばらくの間、通院します。
