多発性骨髄腫治療に
かかる費用

監 修 | 京都府立医科大学 血液内科学 教授 黒田 純也 先生

Q.多発性骨髄腫の治療にはどのくらいの費用がかかるのでしょうか?利用できる制度はどのようなものがありますか?

A.

受ける治療によって、かかる費用は様々ですが、基本的には国民健康保険制度の範疇で行われます。担当医やMSW(メディカル・ソーシャル・ワーカー)などに早めに相談しましょう。がんになると、治療でお金がかかるだけでなく、これまでと同じように働くことが難しくなるケースもあり、収入が減ってしまうこともあります。医療費や生活費をサポートしてくれる制度については、知らないことやわからないことが多いものです。がん患者さんが利用できるお金に関する制度についてご自分でも調べておくと良いでしょう。

治療にかかる費用については、“がん with” に詳しい情報が掲載されていますので、ぜひ、ご覧ください。[2020年11月2日閲覧]

がんwith:ここが知りたい!お金のはなし
https://ganwith.jp/money/about_money.html(別ウィンドウで開きます)

自分らしい療養生活を送るために

多発性骨髄腫の治療中の生活では、病院等の医療機関にいる時間はもちろんありますが、最近は入院治療の期間の短縮や、治療に伴う副作用への対策などができるようになったことによって、多くの時間は自宅や職場で過ごすことになります。
ご自分がどのように療養生活を過ごしたいかを考え、そのために必要な費用のことも考えてみるとよいでしょう。

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