どんな治療をするの?

将来の妊娠・出産を希望する患者さんへの治療

監修 独立行政法人国立病院機構
四国がんセンター 婦人科 手術部長 
竹原 和宏 先生

将来の妊娠・出産を希望する患者さんへの治療

子宮内膜異型増殖症、また子宮体がんのごく早期の段階かつ再発リスクが低いタイプは、妊娠できる機能(妊孕性)を残した治療法を選択することができます。標準療法ではないので専門施設での実施をお勧めします。

妊孕性を残した治療の流れ
子宮内膜異型増殖症、子宮体がん(高分化型かつ類内膜がん)が推定され、妊孕性温存を希望する場合の治療の流れを解説
  • ※麻酔をかけた状態で子宮内膜の組織全体を採取すること
  • 日本婦人科腫瘍学会編:子宮体がん治療ガイドライン2023年版,金原出版,2023,p.25を参考に作成

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高用量のプロゲステロン(女性ホルモンの一種)を飲み薬で投与する治療法で、子宮内膜異型増殖症および子宮内膜に限局した高分化型の類内膜がんの患者さんに対して、一定の効果が確認されています1)

  1. 1)Ushijima K, et al.: J Clin Oncol 2007;25:2798-803

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専門医からのメッセージ

若いうちに子宮体がんと診断された方がまず気になるのが、子どもを授かることができるのか、ということではないでしょうか。対象は限られていますが、妊娠できる機能を温存するための治療法も提案できますので、希望する方は担当の医師に相談してみるとよいでしょう。
治療後に不妊治療が必要になる場合もありますので、治療を始める前には、ご家族やパートナー、また担当の医師と十分に話し合う機会を持つようにしましょう。

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