監修 独立行政法人国立病院機構
四国がんセンター 婦人科 手術部長
竹原 和宏 先生
再発子宮体がんに対する治療
再発が一つだけであれば手術療法や放射線治療、複数であれば化学療法を行います。
病状と患者さんそれぞれの生活を考慮した治療方針が検討されます。
再発子宮体がんの治療
子宮体がんの再発の90%が、2年以内に再発すると言われています1)。
再発がんに対する化学療法は初回治療の内容を考慮して決定されます。化学療法は、主に遠隔臓器(肺など)への転移や腹膜播種(お腹の中に小さな転移がんが広がっていること)に有効です。
「膣壁のみ」「リンパ節1カ所のみ」「肺に1カ所のみ」などの孤発性の再発というような限られた再発の場合、手術療法や放射線療法で根治が期待できる可能性があると考えられています1)。
また、がん細胞に女性ホルモン受容体が存在する場合は、飲み薬で女性ホルモンを補う高用量のプロゲステロン療法が有効であることがあります。
- 1)日本婦人科腫瘍学会編:患者さんとご家族のための子宮頸がん子宮体がん卵巣がん
治療ガイドライン 第3版,金原出版,2023,p.104, 120-123