悪性リンパ腫の原因について

監修 愛知県がんセンター 血液・細胞療法部 部長 
山本 一仁 先生

悪性リンパ腫の原因

悪性リンパ腫の原因として、EBV(Epstein-Barrウイルス)などのウイルス感染、免疫不全、細菌感染、農薬などの一部の化学物質の過剰摂取、生活習慣などが考えられています1)。しかし、いずれも、あくまで可能性の検討や、報告があったといった状況にとどまっており、悪性リンパ腫の原因として特定されたわけではありません。

1) 厚生労働省 悪性リンパ腫、特に非ホジキンリンパ腫と放射線被ばくとの因果関係について

https://www.mhlw.go.jp/shingi/2008/10/s1010-3.html[2021年1月20日閲覧]

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遺伝子異常について

悪性リンパ腫は、染色体異常に伴う遺伝子の異常が発症にかかわっていると考えられています。そのような異常が起こる原因は、まだ明らかになっていませんが、加齢、慢性の炎症、放射線曝露などが関連するといわれています2)
また、悪性リンパ腫は遺伝子に異常が見られる病気といっても、親から子に遺伝する病気ではないとされています。

2) 永井正. 図解でわかる 白血病・悪性リンパ腫・多発性骨髄腫, 2016, 法研, p154

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