監 修 | 京都府立医科大学 血液内科学 教授 黒田 純也 先生
公開日:2020年12月24日
更新日:2020年12月24日
骨髄腫細胞はさまざまな遺伝子や染色体が何らかの異常をきたし、様々ながん遺伝子の活性化や、がんを抑える遺伝子の不活性化が発症に関わることが知られています。これらの異常があらわれる原因は、まだはっきりとはわかっていません。
2017年に新たに診断されたがんは、977,393例(男性558,869例、女性418,510例)1)で、そのうち、多発性骨髄腫は7,880例(男性 4,191例、女性 3,689例)2)でした。年齢別にみると40歳未満での罹患は少なく、60歳以上で増加することがわかります(図)2)。
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