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仕事との両立はできる?

~先生からのメッセージ~

治療と仕事は両立可能、という考えの普及に伴い、社会全体で両立を支援しようという動きが高まっています。
ここでは、治療と仕事を無理なく両立させるために、ぜひ知っておいていただきたいヒントをご紹介します。

会社にお勤めの場合は

乳がん診断時、治療開始時のタイミングで、治療や仕事に関する情報の整理を行うとよいでしょう。
勤務先とは、治療前や治療中、復職前などの区切りのタイミングで配慮してほしいこと、協力してほしいことについてすり合わせを行いましょう。
また、通院や手術のために仕事を休む必要が出てきます。有給休暇のほか、病気休暇や治療休暇、時間休など使える制度についても確認しておきましょう。

新しく仕事を探すときは

再就職を考えている場合、普通の就職活動と同様に、自分は何ができるのか、何がしたいのかが重要なポイントとなります。
乳がん患者さんの場合は、それに加えて身体のことも考えなければなりません。無理のない勤務体制かどうかをあらかじめ確認し、就職活動に臨むようにしましょう。

がん治療と仕事の両立については、“がん with”に詳しい情報が掲載されていますので、ぜひ、ご覧ください。

がんwith:【インタビュー】働くサバイバー・職場の方

https://ganwith.jp/work/interview.html(2021年12月閲覧)

がんwith:治療と仕事に関するお役立ち資料

https://ganwith.jp/work/treatment_and_work.html(2021年12月閲覧)

相談してみよう

各がん拠点病院のがん相談支援センター(国立がん研究センターがん情報サービス:http://ganjoho.jp/[2021年2月閲覧])では、ハローワークなどと提携して患者さんの就労相談を受け付けていることがあります。
また患者会主催の就労相談もありますので、インターネットなどで情報を集めてみるとよいでしょう。

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