どんな治療をするの?

子宮頸がんの治療(手術療法・薬物療法・放射線治療)と
副作用の対処法

監修 慶應義塾大学医学部 産婦人科学教室 准教授・婦人科診療副部長 
阪埜 浩司 先生

どのような治療であっても、「自分に効果はあるのかな?」「副作用は辛くないかしら」など、不安や疑問を感じることが多くあるでしょう。
自分が治療について納得していることは、子宮頸がんを治療するうえで重要です。
治療について気になることやわからないことは、医師や看護師に聞いてみましょう。

手術療法

子宮頸部異形成、子宮頸がんステージⅠ・Ⅱに対する主な治療法です。
子宮摘出が基本的な手術内容ですが、がんの広がり方で切除する範囲が異なります。

薬物療法

抗がん剤による治療は、ステージⅠ・Ⅱに対する手術後の再発予防、またステージⅢ・Ⅳに対する治療として、放射線治療との同時並行で行われます。

放射線治療

子宮頸がんは、放射線治療が効きやすいがんの一つとされています。化学療法と組み合わせることでさらに効果が高まるため、化学療法との同時並行で行われることが多くなっています。
体の外から放射線を照射する方法と、膣内に器具を入れて照射する方法を組み合わせて行われます。

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