慢性リンパ性白血病の検査

監修:愛知医科大学 血液内科 教授 高見 昭良 先生

慢性リンパ性白血病(CLL)に特徴的な検査はありますか?

慢性リンパ性白血病では、血液検査上、白血球の一つである(成熟)リンパ球数が著しく増加し、それに伴い白血球数も増加がみられます。同時に、赤血球数と血小板数の減少がみられることもあります。
染色体・遺伝子検査では、17番目の染色体の欠失や、TP53遺伝子異常、免疫グロブリン重鎖(IgVH)遺伝子変異陰性、ZAP-70発現といった遺伝子異常の有無を確認します。
これら染色体異常・遺伝子異常の有無は、治療効果や再発しやすさ(「予後(よご)」と呼ばれます)の予測に役立ち、治療方針にも影響するため、重要な検査と言えます。

慢性リンパ性白血病 欠失
日本人類遺伝学会 臨床細胞遺伝学認定士制度 03j 端部欠失と中間部欠失
[2020年8月14日閲覧]を参考に作成

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