急性骨髄性白血病の再発

監修:愛知医科大学 血液内科 教授 高見 昭良 先生

急性骨髄性白血病(AML)は再発するのですか?再発したらどうしたらよいのでしょうか。

薬物療法などで寛解が得られても、残念ながら、その後再発することがあります。急性白血病の再発は、治療終了後3~5年以内に起こりやすいといわれています。
65歳未満の急性骨髄性白血病では約80%が完全寛解となり、寛解したうちの40%前後が治癒するものと期待されています。なお、65歳以上の急性骨髄性白血病の完全寛解率は60%台にとどまります。
急性骨髄性白血病の再発に対しては、がんの状態や患者さんの全身状態、年齢などを総合的に考え、治療方針を見極めます。
寛解導入療法を再度実施したり、同種造血幹細胞移植の実施についても検討します。再発に対しても、寛解導入療法寛解が得られ、地固め療法を行って、寛解を維持できる場合もあります。

医師からのメッセージ

白血病治療と心のケア

治療がうまくいかなくなったり、再発してしまったときには、とてもつらい気持ちになるかもしれません。つらいときには、一人で抱え込まずに、ご家族や友人、または、医師や看護師、がん患者さんの心のケアを専門とする医師や看護師に相談してみてください。病気と向き合いながら、納得して治療を続け、できるだけ自分らしい生活をしていただきたいと考えています。

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