急性リンパ性白血病って
どんな病気?

監修:愛知医科大学 血液内科 教授 高見 昭良 先生

急性リンパ性白血病(ALL)とはどんな病気なのか、教えてください。

急性リンパ性白血病(ALL)は、未熟な血液細胞ががん化(悪性化)する白血病の1つです。リンパ球のもとになる未熟な細胞が白血病細胞となって無秩序に増えてしまう病気です。
急性リンパ性白血病は白血病細胞が主に骨髄で増殖するものを指します。同じ種類の白血病細胞がリンパ節などのリンパ組織で増殖した場合には、リンパ芽球性リンパ腫と呼ばれることがあります。また、がん化した細胞の種類によって、B細胞系とT細胞系に分けられます。

図1造血の仕組み

造血の仕組み
山田幸宏 監修. 看護のための病気のなぜ?
ガイドブック, p248-249, 2016, サイオ出版を参考に作成

急性リンパ性白血病の分類

急性リンパ性白血病は、特定の遺伝子異常などで細かく分類されています(WHO分類日本血液学会. 造血器腫瘍診療ガイドライン[2020年8月14日閲覧])。また、細胞の形による分類(FAB分類、表)もあります。分類された病気(病型)ごとの特徴を把握して、治療に役立てます。

急性リンパ性白血病のFAB分類

L1 小型で均一. 核小体不明瞭
L2 大小不同. 核小体明瞭
L3 空胞顕著(Burkitt型)

通山 薫. 日本内科学会雑誌 102(7): 1667-1675, 2013.より改変

閉じる

急性リンパ性白血病についてもっと知りたい方へ

このページのTOPへ