Q急性リンパ性白血病(ALL)は再発するのですか?再発したらどうしたらよいのでしょうか。
A薬物療法などで寛解が得られても、残念ながら、その後再発することがあります。急性白血病の再発は、治療終了後3~5年以内に起こりやすいといわれています。
急性リンパ性白血病(ALL)の再発に対しては、がんの状態や患者さんの全身状態、年齢などを総合的に考え、治療方針を見極めます。
通常では寛解導入療法を再度実施します。再発までの期間が短かった場合には、以前の治療薬と別の組み合わせで薬物療法を行います。寛解になった場合には、可能であれば、同種造血幹細胞移植を行い、寛解が得られなかった場合には、異なる組み合わせの薬物療法を行います。